森 悠子　 Yuko Mori／プレゼンター

教育哲学者・森昭の次女。6歳より才能教育でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業後、齋藤秀雄教授の助手を務めたのち、旧チェコスロバキア、フランスに留学。74年パイヤール室内管弦楽団入団。77～87年フランス国立放送管に在籍。リヨン国立高等音楽院助教授、ルーズベルト大学シカゴ芸術大学音楽院教授、くらしき作陽大学音楽学部教授を歴任。89年フランスの国立高等音楽院の教育システムを取り入れ、教授陣を招聘して毎春開催する京都フランス音楽アカデミーを創案、初代音楽監督に就任。97年長岡京室内アンサンブル設立。フランス政府より91年芸術文化勲章「シュヴァリエ章」03年同「オフィシェ章」授与。京都府あけぼの賞、京都府文化賞功労賞、京都市芸術振興賞、長岡京市文化功労賞など受賞多数。著書に「ヴァイオリニスト 空に飛びたくて」（春秋社）がある。

大野 しほ 　Shiho Ono／6/23出演

フランスオーヴェルニュ地方の音楽一家に育つ。シカゴにて森悠子氏に師事し、D.バレンボイム指揮のシカゴシヴィックオーケストラに4年間在籍。京都では森悠子氏が音楽監督を務める長岡京室内アンサンブルのメンバーとして活躍するなど日本での音楽キャリアを積んだ後、ピリオド楽器への強い関心から2009年にベルギーへ。リエージュ王立音楽院とブリュッセル王立音楽院にてバロック・ヴァイオリンと教育学の修士号を優秀な成績で取得し、レ・ムファッティ、バロック・アンサンブル「ラ・フランセーズ」、コンセール・スピリチュエル、シャンゼリゼ管弦楽団、アンサンブル21、シュトゥルム・ウント・クラング等のアンサンブルなどで演奏経験を積む。2017年よりB’Rockオーケストラのメンバーとして活動し、2011年よりベルギードイツ語圏音楽アカデミーにて教鞭をとっている。(c)Mirjam Devriendt

立花 楓奈　 Funa Tachibana／6/9出演

2012年生まれ。小学6年生。5歳よりヴァイオリンを始める。7歳よりプロペラプロジェクトに参加。現在、森悠子氏に師事。KOBE国際音楽コンクール優秀賞、兵庫県芸術文化協会賞、大阪国際音楽コンクールエスポワール賞、全日本学生音楽コンクール大阪大会入選、ほか。安紀ソリエール氏、玉井菜採氏公開レッスン受講。

2012年生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。9歳より森悠子氏に師事。10歳よりバロック音楽に興味を持ち始め、2023年3月京都コンサートホール主催リレーコンサート及び、11月広島しまなみ音楽祭ヤングソリストコンサートでは、バロック弓で、モーツァルト、ハイドンのコンチェルトを演奏。2023年夏フランス、La Loingtaine Chamber Music Academyに参加。2024年安紀ソリエール氏のマスタークラスを受講。