加藤健一事務所公演「喝采」
インフォメーション
※補助席、見切れ席も含めすべて完売いたしました。ご購入くださった皆様に、御礼申し上げます。
人生の光と闇、嘘と眞實に揺れる心をリアルに描く、心理ドラマの最高傑作！
もう一度踏み出す勇気に、惜しみない“喝采”を―。
NYの劇場を舞台に繰り広げられる物語を豪華キャストで贈る、毎年大人気の加藤健一事務所公演。
どうぞお見逃しなく！
【ストーリー】
プロデューサーのクック（大和田伸也）と演出家のバーニー（山路和弘）、作家のアンガー（浅野雅博）、舞台監督のラリー（林次樹）は、陰鬱な表情で黙り込んでいた。初日を間近に控えた舞台の主演俳優が、突然いなくなってしまったのだ。その代役として、かつての名優フランク（加藤健一）に白羽の矢が立つ。彼は酒びたりで落ちぶれていたが、バーニーの熱烈な説得に負けて役を引き受け、長いブランクと酒の誘惑に苦悩しながらも、新人女優のナンシー（寺田みなみ）らと共に稽古に励む。妻ジョージー（竹下景子）も、献身的に夫を支える。
地方公演の幕が開け、初日の劇評でナーバスになったフランクは、ジョージーともぶつかり自暴自棄になってしまう。そして白日の下に晒される、夫婦の過去と真実の姿。急接近するバーニーとジョージー。ブロードウェイの初日は容赦なく迫る———。
| 公演名 | 加藤健一事務所公演「喝采」 |
|---|---|
| 日時 | 9/16（土）14：00開演（13：30開場） |
| 会場 | 京都府立府民ホール アルティ |
| 作 | クリフォード・オデッツ |
| 訳 | 小田島恒志 小田島則子 |
| 演出 | 松本祐子 |
| 出演 |
加藤健一、竹下景子／ 浅野雅博（文学座）、林次樹（P カンパニー）、寺田みなみ／ 山路和弘（青年座）、大和田伸也 |
| 当日のおもてなし | ★終演後に、加藤健一氏、竹下景子氏ほか出演者によるアフタートークと交流会あり！ |
| 料金 |
【全席指定・税込】※完売しました |
| チケット取扱 | 京都府立府民ホール 075-441-1414 京都府立文化芸術会館 075-222-1046 チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:457-892) ローソンチケット 0570-000-777(Lコード:51470) |
| チケット発売日 | アルティメイト優先発売 2017/5/20（土）10：00～ 一般発売 2017/5/23（火）10：00～ |
| お問合せ | 京都府立府民ホール 075-441-1414 （9時～18時／第1・第3月曜日休館） |
| 主催 | 創＜（公財）京都文化財団・（株）コングレ共同事業体＞ |
プロフィール
公演レポート
ALTI芸術劇場 Vol.36
加藤健一事務所公演「喝采」
アルティでは1年に一度の公演ですが、毎回大変密度の濃いお芝居でお客様を楽しませてくださる加藤健一事務所。
今回は、落ちぶれてアル中になってしまった、かつての名優フランク（加藤健一さん）と、そんな彼を献身的に支える妻ジョージ―（竹下景子さん）を中心とした、人生の光と闇をリアルに描く心理ドラマでした。
前半の淡々とした雰囲気から、後半の張り詰めた時間の流れまで、メリハリのある芝居運びでビシッと決めていただきました！特に後半、竹下景子さんと山路和弘さんとの緊張感あふれるやり取りはお客様の目をを舞台に釘づけにしたのではないでしょうか。
舞台転換をあえてお客様に見せる巧みな演出も気が利いていて、小気味よい時間の流れは長時間のお芝居ながら時のたつのを感じさせません。終演後はまさにタイトル通り「喝采」の拍手がいつまでも続きました。
毎年恒例のアフタートークでは全出演者さんが参加してくださり、本当に多くのお客様が残ってくださいました！京都労演の土屋さん司会のもと、時おり笑い声が響きわたる和やかな雰囲気で進められました。そのあとの交流会では、憧れの俳優さんたちと間近で交流ができ、笑顔あふれる素敵な時間をお過ごしいただきました。
台風が近づくお足元のお悪い中、多数のご来場ありがとうございました。
来年の公演は2018年10月13日（土）に決まりました！次回もお見逃しなく！！
