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ALTI芸術劇場vol.30
古楽器界のカリスマ、初の京都リサイタル!
エンリコ・オノフリ
古楽器の世界

日時2016年11月3日[木・祝]14:00〜16:00
料金全席指定・税込
一般前売4,800円 4,000円
学生前売3,500円 3,000円
※当日はそれぞれ500円UP
※未就学児の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ先府民ホール
075-441-1414
※13:30〜プレトーク実施 中村孝義氏(大阪音楽大学名誉教授・理事長)
※公演終了後に出演者まじえた交流会実施

世界中で絶大な評価を得ている古楽器界のカリスマ、エンリコ・オノフリ。このたび本人憧れの地、古都・京都での初のリサイタルを開催!
17世紀前半のイタリア初期バロック音楽を甦らせ、古典派モーツァルトまでの系譜を紐解くプログラム構成で、音楽の限りない魅力をお伝えします。

出演

エンリコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ)
杉田せつ子(バロック・ヴァイオリン)
※プロフィールは本ページ下部に記載

曲目

●B.マリーニ:二つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ “ラ・モニカ”
●G.A.パンドルフィ・メアッリ:ヴァイオリン・ソナタ “ラ・チェスタ”
●A.カルダーラ:トリオ・ソナタ op.2より第1番 ニ短調
●F.M.ヴェラチーニ:ソナタ・アカデミーケ op.2より第8番 ホ短調 
●G.F.ヘンデル:トリオ・ソナタ op.2より第6番 HWV 391 ト短調
●J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番より “シャコンヌ” BWV 1004 ニ短調
●W.A.モーツァルト:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタ K. 296 ハ長調

※曲目・曲順は都合により変更となる可能性がございます。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

出演者プロフィール

●エンリコ・オノフリ Enrico Onofri
イタリアのラヴェンナ生まれ。14歳よりヴァイオリンを始める。20歳でジョルディ・サヴァールの推薦により氏の主宰するラ・カペラ・レイアルに、同様にニコラウス・アーノンクールの推薦により氏の楽団であるコンツェントゥス・ムジクス・ウィーンに、それぞれの楽団でコンサートマスターとしてのキャリアをスタートさせた。1987年から2010年までイル・ジャルディーノ・アルモニコのソロ・コンサートマスターとして「楽団のエンジン」と称され、鮮やかな演奏で同楽団の躍進を担った。C.バルトッリ、F.ジャルスキー、C.コワンなど一線で活躍する音楽家からの信頼も厚く、共演を重ねている。2002年には指揮者としての活動を開始。2006年から2013年まではリスボンのディヴィーノ・ソスピーロで首席指揮者を務め、2006年からはセヴィッリャ・バロック・オーケストラの首席客演指揮者。カメラータ・ベルン、ルツェルン祝祭弦楽合奏団、バーゼル室内オーケストラ、リヨン国立歌劇場管弦楽団ほか、日本ではオーケストラ・アンサンブル金沢、チパンゴ・コンソートなどを指揮。2000年には自らの団体、イマジナリウム・アンサンブルを創立。これまでにテルデック、デッカ、ナイーヴ、ハルモニアムンディ(独)、パッサカイエ、アンカーレコーズ/日音、ウィンターウィンター、ジグザグなど多数のレーベルからCDが発売され、グラモフォン・アワードやディアパゾンドールなど数々の賞を受賞。
ジュリーアド音楽院でマスータクラスを行うなど後進の指導も行い、ベッリーニ音楽院(パレルモ)で教鞭をとる。近年の日本でのソロリサイタル、並びにチパンゴ・コンソートとの共演公演では常に満員の来場者を迎えての大盛会となり、NHK-TVやFMで放送され、更には多くの音楽誌上で年間のベストコンサートとして選出されるなど大きな話題となった。来年2017年新春には、再びオーケストラ・アンサンブル金沢の日本ツァーでの指揮が予定されている。

●リッカルド・ドーニ Riccardo Doni
ミラノに生まれる。パルマ A.ボーイト音楽院にてL.ギエルミに師事。その後、バーゼル、スコラカントールムにてチェンバロ、オルガンをJ.C.ツェーンダーに師事。1994年よりイル・ジャルディーノ・アルモニコの首席チェンバロ・オルガン奏者に就任し、C.バルトリ、ラベック姉妹、O.ダントーネ、V.ムローヴァ、G.カルミニョーラ等と共演。またコレペティトーアとして、多数のオペラ・プロダクションに参加し、指揮者としても1984年より首席指揮者を務める合唱団「ムジカ・ラウダンテスなどと共に数多くの音楽祭、録音に携わっている。2002年より、E.オノフリの主宰するイマジナリウム・アンサンブル」メンバー。2010年より「カノーネ・インヴェルソ」主宰。現在、フェッラーラ音楽院、カステルフランコ・ベネト音楽院にて教鞭をとる。CD録音も多数で、テルデック、デッカ、ロワゾリール、ナイーヴ、ジグザグ、スプラフォン・ストラディヴァリウス、アマデウス、サルクス・レコーズ、アンカーレコーズからリリースされている。

●杉田せつ子 Setsuko Sugita
東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻を卒業後、ウィーン国立音楽大学に留学。これまでに、田渕洋子、井上武雄、徳永二男、澤和樹、浦川宜也、F.サモヒル、E.オノフリの各氏に師事。日本室内楽コンクール入選、パルマ・ドーロ国際音楽コンクール(伊)最高位入賞。現在はバロック音楽の演奏を活動の中心に置き、オノフリ指揮ディヴィーノ・ソスピーロ(ポルトガル)の多数の公演や録音に参加。オノフリのソロCD「バロック・ヴァイオリンの奥義」ではテレマンのガリヴァー組曲(二重奏)に参加し、フランスのディアパゾン誌上で高い評価を受けた。2007年にオノフリ氏命名の古楽プロジェクト“Cipango Consort(チパンゴ・コンソート)”を立ち上げ、共演を重ね、公演の模様はNHK-TVやFMで放送され、
独奏でもこれまでに各音楽雑誌上で多くの評論家から高い評価を得ている。