ALTI芸術劇場 Vol.20

京都アルティ弦楽四重奏団

日時:2014年12月20日(土)

インフォメーション

公演名 ALTI芸術劇場 Vol.20
京都アルティ弦楽四重奏団
日時 2014年12月20日(土)15:00開演(13:30開場)
会場 京都府立府民ホール アルティ
出演 豊嶋泰嗣(Vn)、矢部達哉(Vn)、川本嘉子(Va)、上村昇(Vc)
プログラム ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
公演当日のおもてなし 12:30 呈茶サービス(プレミアム席の方のみ) ※14:00までの利用となります。
14:00 公演への誘い(プレトーク) トークゲスト:白石知雄(音楽評論家)
15:00 本公演
終演後 交流会(出演者も参加予定)
料金

【全席指定・税込】

プレミアム席前売:5,000円(アルティメイト優待価格:4,500円)
一般前売:4,000円(アルティメイト優待価格:3,500円)
学生前売:2,500円(アルティメイト優待価格:2,000円)
アルティメイト会員詳細へ
※プレミアム席は、音響的・視覚的に優れたお席です。日本庭園に囲まれた茶室にて呈茶サービス(お茶・お菓子)付。(府民ホールアルティのみの取り扱い)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット取扱 京都府立府民ホール  075-441-1414
京都府立文化芸術会館  075-222-1046
チケットぴあ  0570-02-9999(Pコード:237-577)
ローソンチケット  0570-000-777(Lコード:55970)
チケット発売日 アルティメイト優先発売 8月29日(金)10:00 〜
一般発売 8月31日(日)10:00 〜
お問合せ 京都府立府民ホール  075-441-1414
(9時~18時/第1・第3月曜日休館)

プロフィール

vol20_guests1京都アルティ弦楽四重奏団

 

京都アルティ弦楽四重奏団は、ヴァイオリニストの豊嶋泰嗣と矢部達哉、ヴィオリストの川本嘉子とチェリストの上村昇という4人の一流のソリスト達によって1998年に京都で結成された。

アルティの名前は彼らがレジデント・カルテットとして活動している京都府立府民ホール(アルティ)の名前を冠している。その活動は京都のみならず日本各地に広がっている。

このカルテットの特徴は、京都のレジデントホールではベートーヴェン弦楽四重奏曲を毎回1曲ずつとり上げており、その他にもモーツァルトやハイドン、ドヴォルジャークの弦楽四重奏曲を重要なレパートリーとしている。曲によって第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが入れ替わるのも大きな特徴で彼らの実力の高さを物語っている。

室内楽の中心的存在である弦楽四重奏を、ソリストとして活躍しながら、まとまりの良い演奏を展開していくのは至難の技だが、4人は一様に安定したテクニックを持ち、緻密さを保った中で自己を主張しており、その音楽の表情にもデリカシーとニュアンスがあふれていて、結成以来ますます成熟し、名実共に日本のトップ弦楽四重奏団の一つとなった。 2008年、第28回音楽クリティック・クラブ賞受賞。

公演レポート

ALTI芸術劇場 Vol.20

京都アルティ弦楽四重奏団

2014年12月20日(土)、ALTI芸術劇場vol.20が開催されました。寒さも厳しく、雨が降り足元が悪い中多くのお客様にご来場頂きありがとうございました。アルティ内の日本庭園では、木々が新芽の準備をしている中、雨に濡れしっとりとした庭園の隣で呈茶サービスも行われました。

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日本庭園の様子
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【プレトーク】白石 知雄氏(音楽評論家)

プレトークでは白石 知雄氏(音楽評論家)が絵や写真を用いて、ベートーヴェンが生きた時代と音楽についてお話いただきました。その中で、歴史的な絵を深く読み解いて音楽のあり方と、音楽と政治の関係も触れていただきました。

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【公演中(左から)】豊嶋 泰嗣氏、矢部 達哉氏
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【公演中(左から)】上村 昇氏、川本 嘉子氏

アルティ弦楽四重奏団の阿吽の呼吸で、ブラームス 弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2とベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132が演奏されました。アルティ弦楽四重奏団でしか表現できないない劇的な力強さとしなやかさのある演奏で、後半の弦楽四重奏曲第15番イ短調の、特に第3楽章では、それぞれの音が重なり合い、情緒豊かなハーモニーがホールを包み込んでいました。毎年ALTI芸術劇場で行われてきたアルティ弦楽四重奏団の演奏は、演奏の度に、新たな発見と感動をお客様に届けているようで、どちらの演奏にも鳴り止まんばかりの拍手が送られました。お客様にとって、まさに至福の時間を堪能していただいた時間となったのではないでしょうか。

公演終了後には、交流会が催され、ワインなどを片手に、多くのお客様と出演者で賑わいました。出演者の方が、お客様にサインをされたり、学生さんと演奏についてお話をされている場面も見られました。

次回、ALTI芸術劇場vol.21は、日本屈指のチェロ演奏家5人の「チェロアンサンブルの愉しみ」です。開催日は2015年2月22日(日)、皆さまのご参加を、心より、京都は中立売り御門前にてお待ちしております。

 

ご参加いただいた方々からのメッセージ(アンケート回答)

  • 近年で最も気に入った演目でした。今まで、ブラームスが演奏されなかったのが不思議なくらいです。弦楽四重奏団の良さが心置きなく発揮されたのではないでしょうか。もちろんベートーヴェンは文句なく一年を締めくくるにふさわしい演奏を聴かせていただきました。(50代 女性)
  • やっぱりベートーヴェンは素敵でした。プレトークでは画像も使って、大変興味深いお話でした。(40代 女性)
  • 以前にも同じ企画に参加させていただきいたが、今回も素晴らしかったと思います。今後も続けて欲しいです。(30代 女性)
  • ブラームスの曲はとても迫力があってよかった。今回、時間的にプレトークは聴けなかったが、公開前後の企画は、いつも興味深いし、出演者とお話ができるのもうれしい。(50代 女性)
  • 弦楽四重奏のコンサートは初めてでしたが、豊かな色彩にあふれた演奏に本当に感激しました。また聴きに来たいと思います。どちらの曲も素敵でしたが、特に、2曲目が素晴らしかったです。(50代 女性)
  • いつもプレトーク楽しみです。カルテットがなかなか聴けないので(しかも、このレベルで!)。必ずこのシリーズは来たいと思っています。本当に演奏は素晴らしい。カルテットの魅力満喫しました。(60代 女性)
  • 豊嶋さんのバイオリンの音色を初めて聞いたのは、久石譲さんのジブリの魔女の宅急便の曲でした。心打たれた後もずっとお気に入りに入れて聴いてきました。その後、サイトウキネンや色々なコンサートでコンサートマスターを姿と拝見し一度ゆっくり聴いてみたいと思いこんな近くで活動されているとは知らず、今日聴けることを大変楽しみにしておりました。4人の音色、とても美しく良い時間を過ごさせていただきました。(30代 女性)
  • 初めての京都アルティ弦楽四重奏団の演奏を聴きました。ベートーヴェンは素晴らしかったです。音響効果が他の劇場より良いと感じました。(60代 女性)
  • プレトークが、映像や当時の流行をたくさん盛り込まれていて解りやすく楽しかったです。プレミアム券は、席も良く立派なお茶室でもてなしていただけで、本当にアルティでしかない特典ですね。(50代 女性)
  • プレトークはわかりやすく、本公演を楽しみにまちました。(60代 女性)
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【公演中】演奏終了時
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【交流会より】豊嶋 泰嗣氏
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【交流会より】矢部 達哉氏
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【交流会より】川本 嘉子氏
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【交流会より】上村 昇氏

 

公演インフォメーション

京都アルティ弦楽四重奏団

 

アルバム

ALTI芸術劇場 Vol.20 京都アルティ弦楽四重奏団 公演日の様子 

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