
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
二人の名演奏家と古の楽器で紡ぐ不滅の名作
インフォメーション
日本を代表する演奏家であり、共に京都市立芸術大学で後進の指導にあたる2人がタッグを組み、
ベートーヴェン不滅の名作、ヴァイオリン・ソナタの全曲演奏に挑みます。
世界的に有名な修復師の山本宣夫氏が修復を手掛ける、ベートーヴェンが生きた1820年代に製作された大変貴重な3台のフォルテピアノにも注目です。またヴァイオリンは、1719年製のストラディバリウス。2台の歴史的銘器の饗宴で一期一会の演奏を繰り広げます!
公演名 | ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 | |||||||||||||||
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日時・ 曲目 |
【第一回】4月28日(土) 14時開演(13時半開場) 使用ピアノ:(伝)マテーウス アンドレアス シュタイン(1820年 ウィーン製)
【第二回】6月30日(土) 14時開演(13時半開場) 使用ピアノ:ジョン・ブロードウッド(1821年 ロンドン製) 第2番 イ長調 Op.12-2
【第三回】9月29日(土) 14時開演(13時半開場) 使用ピアノ:コンラート・グラーフ(1820年頃 ウィーン製)
※都合により曲目等内容を変更する可能性がございます。 |
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会場 | 京都府立府民ホール アルティ | |||||||||||||||
出演 | 豊嶋 泰嗣 (ヴァイオリン)、上野 真 (ピアノ) | |||||||||||||||
料金 【税込】 |
※( )は会員優待価格 ※当日は500円アップ ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
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チケット取扱 | 京都府立府民ホール 075-441-1414 京都府立文化芸術会館 075-222-1046 ローソンチケット 0570-000-777 (Lコード:3日間セット券 54845、1回券 54918) |
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お問合せ |
京都府立府民ホール 075-441-1414 休館日:第1・第3月曜日(祝日の場合はその翌日)12/28~1/4休館 |
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主催 |
京都府・創 <(公財)京都文化財団・(株)コングレ共同事業体> 【京都府舞台芸術振興・次世代体験推進事業】 |
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後援 |
京都市立芸術大学音楽学部 |
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協力 |
フォルテピアノ ヤマモトコレクション |
プロフィール
豊嶋 泰嗣 Toyoshima Yasushi (ヴァイオリン)
桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。1986年、大学卒業と同時に新日本フィルのコンサートマスターに就任。その後もサイトウ・キネン・オーケストラ等でコンサートマスターを務めている。
ソリストとしては、ベルリン放響、モスクワ・ソロイスツ、ロンドン・モーツァルト管等、国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者としては、ハレー・ストリング・クァルテットを結成し、2000年までカザルスホールのレジデントクァルテットを務めた。現在アルティ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍。スターン、ヨーヨー・マ、アルゲリッチ、ズッカーマン、マイスキー等との共演を重ねている。
現在、新日本フィルソロ・コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管コンサートマスター、九州交響楽団桂冠コンサートマスター、チェンバー・ソロイスツ佐世保音楽監督。
1991年村松賞、第1回出光音楽賞、1992年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。京都市立芸術大学准教授。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。
画像クレジット:(c)大窪道治
上野 真 Ueno Makoto (ピアノ)
カーティス音楽院にてJ・ボレット、G・グラフマン両氏に、ザルツブルク・モーツァルテウムにてH・ライグラフ氏に師事。メリーランド、ベーゼンドルファー=エンパイア、ジュネーヴ、オルレアン、リヒテル等の国際コンクールで上位入賞。これまで世界15カ国で演奏を行う。青山バロックザール賞、京都市芸術新人賞受賞。
近年は歴史的な楽器を使用してのプロジェクト多数。1816年製ブロードウッドでベートーヴェン、1925年製ニューヨーク・スタインウェイでラフマニノフ、1846年製プレイエルでショパン、1852年製エラールでリスト等をレコーディング。2017年にはエラールを使用したドビュッシーとラヴェルの作品集を発表。2018年にはシュトライヒャーやベーゼンドルファーを弾いたブラームス作品集のCDのリリースが予定されている。
現在京都市立芸術大学教授。名古屋音楽大学客員教授。国内の主要コンクール、海外の国際コンクールの審査員も多数務める。またドイツ、ポルトガル、トルコ、韓国などでもマスタークラスを行うなど、教育活動にも力を入れている。